誰にでも苦手なものってありますよね。それらを避けて生きることはできるけれど、できれば苦手な自分を卒業したい。どうすればいいのかな。そうだ、それを得意とする人に聞いてみよう。
私にはどんな作品でもその作品を現実世界にもって帰ってしまう習慣があります。ホラーをフィクションとして捉えるほど客観的になれないんです。そして先ほど申した通り、私は今まで幽霊を見たことがありません。見えないものに対しては当然怯えてしまうし、どうしても怖いんです。
苦手とかこわいとか思った段階で、もう自分の中に霊に対する認識が生まれちゃってるわけでしょ。そういう意味では、信じちゃってる。見たことがないからいない、信じないって人が多いけど、それって理屈として成立していない。視覚による認識がいかに限定されたものであるかは、十九世紀あたりから科学的に証明されてきたわけで。だから、いまだに「目に見えないから霊はいない」なんて主張する人は、百年ぐらい古いんじゃないかな(笑)。
「こわいけどみたい」「こわいからみたくない」っていうのは、逆に霊的なものをリアリティのある実在として捉えてる。そういう人は自己確認してるんです。「ああ、俺は生きててよかった」とかね。本当は、そういうものを怖がる必要があるかないかは関係ないんですよ。生存本能だから。異質なものに対して怖がって距離をとるっていうのは、至極真っ当な行動だと思いますけどねえ。だから僕も、心霊スポットには絶対行かないんですよ。だって、もし霊というものが存在していたら、彼らにとても失礼でしょう?(笑)
私のようにホラーや幽霊が苦手なみなさん、いかがでしたでしょうか? 正直、克服できたかどうかは怪しいですが、克服する術はなんとなくわかりました。ようやく一歩前に踏みだせた気がします。
そしてさっそく、あの貞子さんで有名な「リング」をみることを決意しました。みなさんどうか応援の方、よろしくお願いいたします。










