戸籍上ではもう大人。だけど、まだまだ子供気分が抜けきれない。そんな20歳の女の子の、ちょっとした「背伸び」体験記。

1. ごあいさつ
あなたは知っていますか?
横浜駅のビブレ前に、おでんの屋台がずらりと並んでいることを。
そのおでん屋台の前を通るたび、
おでんのおいしそうな香りがプ?ンと漂うのです。
何度も何度も、私はその香りにそそられていました。
しかし、中にいるのは中年のサラリーマンばかり。
私と同年代の子、ましてや女の子なんていそうもありません。
私は勇気が出なくて、いつも中に入るのをためらっていました。
(いつか私も働くようになったら、上司に連れてってもらおう...)
そんな妄想まで描いていました。
でもね、もう我慢の限界です。
だって、こんなにおいしそうな香りなんですもん。
今回はちょっと背伸びして、
おでん屋台に入ってみちゃいます。
お供は、大学の後輩の、のぞちゃん です。
2. いざ、おでん屋台へ!
19時。お腹も良い具合にペコペコです。
しかし...たくさんあるおでん屋台。
どのおでん屋台に入るか、
私たちはとても迷ってしまいました。
うろうろ、うろうろ。
何度も何度も行ったり来たり。
そんな時です。
「おかめ」という屋台の中から
うろうろしている私たちを見つけた一人の男性が、
「おいでおいで」
と、手招きして入れてくれてくれました。
2人でドキドキしながら入ってみると、
「おかめ」の中は人で賑わっていました。
「おかめ」のお父さんとお母さん。
私たちを手招きしてくれた34歳の男性。
そして、私のお父さんと同じくらいの50、60代の男性や女性。
でも、なんだか娘を見守る親のように、
みなさん温かく迎え入れてくれました。











